オプトメトリストの時間

EYECARE, VISIONCARE, LOVE & CARE・・・

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

奇跡の人

目のことといえば、まず「視力」ですね。視力は大切です。

大切なものの、これは単に光に対する目の反応以外の何ものでもないんです。

それに対して視覚(ビジョン)は、見たものから意味を取り入れるプロセス。
他の五感を通じて受けた情報も使いながら、見たものをまとめ上げ、適切に対処する「技術」です。

ここが視力と視覚(ビジョン)の大きなちがいです。

幼いとき、病気で目と耳の機能を失ってしまったヘレン・ケラーさんの話は有名ですね。
彼女自身の弛まぬ努力と、家庭教師となってケラーさんを献身的に指導したアンニー・サリヴァンさんのお陰で、素晴らしい成績で大学を卒業できるまでに至った、文字通り「奇跡の人」です。
ヘレン



優秀な家庭教師のアシストにより、触覚、味覚、嗅覚など、残された感覚から与えられる情報を駆使しながら、イメージ化(visualization)-想像力、創造力、視覚表象力-の感覚を発達させ、もうひとつの「目」を育て上げていったのです。

つまり、物理的には見えなくても、彼女は非常にレベルの高い視覚技術を得たわけで、その意味では、ケラーさんを「盲人」とは呼べません。

視覚(ビジョン)は、目以上のものであるという素晴らしい例だと思います。


ビジョン |
| HOME |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。