オプトメトリストの時間

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オリバー・サックスも感銘を受けたビジョントレーニング

Oliver Sacks in New Yorker describes OD's ability to restore binocularity
AOA NEWS(米国オプトメトリック協会ニュース) July, 2006 掲載記事

ロバート・デニーロとロビン・ウイリアムズ、2大スターの共演による映画「レナードの朝」(1990年)をご存知ですか?
原作者は、作家で医師でもあるドクター・オリバー・サックス

NewYorker


そのドクター・サックスが、あるパーティで知り合った大学教授のスーザン・バリーさんの目の回復について知り感銘を受け、担当したオプトメトリストを取材した記事「STEREO SUE」が、歴史ある雑誌「New Yorker」に掲載されました。

マサチューセッツ州のノースハンプトン市で開業するオプトメトリスト、ドクター・テレサ・ルジェロのところに、44才のスー・バリーさんが患者としてやってきたのは2001年のこと。

「左右の目を交互に使ってしか、ものを見ることができない」というのが彼女の主訴でした。

幼児期に二度の内斜視手術を経験し、これまで数多くのドクターに相談したものの、「何もしてあげられない。むしろ両眼視力は良いのに、物がふたつにダブって見えないのはラッキーな方だ」というようなことを繰り返し聞かされてきたのです。

ドクター・ルジェロは、まず上下に眼位がずれる上下斜視を矯正するためにプリズム入りのメガネを処方し、その後ビジョントレーニングに入りました。

そして、およそ6ヶ月のトレーニング後、彼女は両眼を一緒に使うことができるようになり、さらに、立体視も手に入れたのです。
STEREO SUEの「STEREO」は、立体視の意味なんです。
たいへん真面目な患者で、指示されたことは家でもきちんとするタイプだったことも功を奏したようです。

彼女はこの体験ついて
「今まで平面だった空間世界のさまざまな物体に奥行きが出た」
と、NPR(ナショナル・パブリック・ラジオ)で嬉しそうに話しています(この内容については、8/20(月)のブログで紹介していますのでご覧下さい)。

Sacks


実は、こんなふうにオプトメトリストの仕事が、異なる分野のドクターから、興味深く取り上げられることは珍しくありません。
しかし、それは未だにオプトメトリーという学問の素晴らしき可能性が、アメリカでさえ十分知られていないことの裏返しかも。

右の写真は、左からバリーさん、ドクター・ルジェロ、そしてドクター・サックスです。


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