オプトメトリストの時間

EYECARE, VISIONCARE, LOVE & CARE・・・

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アダルトスクール

私がアメリカへ留学で渡ったのは1975年の秋。

最初、ロサンゼルスの郊外のAzusa(アズーサ)という町にある「アダルトスクール」が、I-20、つまり留学ビザを発行してくれました。

アダルトスクールというのは、米国政府が大人対象にさまざまなプログラムを提供している公共サービスで、いうなれば公共のカルチャースクールみたいなものです。

よって授業も、簿記から歴史、語学、料理、ダンス、アート等々、多種多様。

一般の高校の校舎を使うので、授業は夜おこなわれ、先生は基本的にリタイアしたボランティアの方たちが多いみたいです。


アメリカ人も外国人(留学生や移民)も参加可能で、外国人が早く米国生活にとけこめるようにと、英語クラスもあり、さらに、授業料はほとんどタダ。

こういったところがアメリカの懐の深さなんでしょうね。

先生も優しく親切で、初めてアメリカの授業を受ける自分にとっても、とても助かったのを覚えています。

しかし現在では、もうアダルトスクールは留学ビザを発行しないようですから、留学生は参加できないかも。
今は日本企業の駐在員の奥様なんかが通っていらっしゃるみたいです。

日本もこれから団塊の世代の退職者が増える時代。
日本版アダルトスクールでも作れば、教える方も受ける方も結構いらっしゃるのではないでしょうか?


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アメリカ回顧録 |

奇跡の人

目のことといえば、まず「視力」ですね。視力は大切です。

大切なものの、これは単に光に対する目の反応以外の何ものでもないんです。

それに対して視覚(ビジョン)は、見たものから意味を取り入れるプロセス。
他の五感を通じて受けた情報も使いながら、見たものをまとめ上げ、適切に対処する「技術」です。

ここが視力と視覚(ビジョン)の大きなちがいです。

幼いとき、病気で目と耳の機能を失ってしまったヘレン・ケラーさんの話は有名ですね。
彼女自身の弛まぬ努力と、家庭教師となってケラーさんを献身的に指導したアンニー・サリヴァンさんのお陰で、素晴らしい成績で大学を卒業できるまでに至った、文字通り「奇跡の人」です。
ヘレン



優秀な家庭教師のアシストにより、触覚、味覚、嗅覚など、残された感覚から与えられる情報を駆使しながら、イメージ化(visualization)-想像力、創造力、視覚表象力-の感覚を発達させ、もうひとつの「目」を育て上げていったのです。

つまり、物理的には見えなくても、彼女は非常にレベルの高い視覚技術を得たわけで、その意味では、ケラーさんを「盲人」とは呼べません。

視覚(ビジョン)は、目以上のものであるという素晴らしい例だと思います。


ビジョン |

子どもは皆ユニークな仲間

本屋さんの「教育・子ども」のコーナーへいくと、「学習障害(LD)」「注意欠陥多動性障害(ADHD)「自閉症」などさまざまなタイトルの本が並んでいます。

世の中には、子どもの、いわゆる正常、特殊、遅滞といった分類が存在するようです。

これは、何というか、環境的、遺伝的、その他の理由で、子どもが「社会で受け入れられるべきパターン」にうまくフィットしていなかったら、「不完全」あるいは「不足」しているんだ。

と、いうようなレッテルを貼っているようなものでは?


すべての子どもは、人類のユニークな仲間のひとりであり、そしてユニークな共通性を持っているはずです。

しかし、この事実は見逃され、その子の「不完全」さや「不足」に、より大きな関心が向けられてしまっています。

例えば、サイズ、形、あるいはモデルに関係なく、自動車は自動車であるし、またテレビはテレビです。ひとつひとつがユニークで、しかし、みな共通した原則に基づいて機能しています。

私たちは、本来子どもが持ちあわせていないものよりも、持っているものにしっかり目を向けなくては。

それにより、効果的、建設的、そしてより適切な指導ができるのではと考えるのですが・・・。

オプトメトリストによる子どものビジョントレーニングも、まさに、この哲学で実践されます。



子どものビジョン |

世界チャンピオン

なつかしい14年前のプロボクサー薬師寺保栄選手の写真です。

かなり今と風貌が違います。若いです。当然ですが・・。

まだ世界チャンピオンになる前の写真。

彼こそ、私が一番最初にビジョントレーニングしたアスリートなんです。

VT1

上の写真では、素早く振る小さなボールを目で追っていますが

途中で、わざとボールの逆の動きを目でさせたりします。

ちなみに、足元はわざとバランスがとりにくくしてあります。


彼が最初に研究所にあらわれたのは1993年の2月。

あるスポーツライターの方の紹介で「目のトレーニング」の体験にやってきました。

多分、最初は半信半疑だったのかもしれませんが

20~30分体験するなり「是非やりたい!」と。

以後引退するまでの2年半ずっと研究所に通いつづけました。


下の写真は、ブロックストリングというツールを使って

両眼のチームワークのトレーニング中。

VT2

この年の12月23日、韓国の辺(ビョン)選手を判定で下し

WBC世界バンタム級チャンピオンとなりました。


もともと薬師寺選手は

例えばあの辰吉丈一郎選手のような評価をもらっていたボクサーではありませんでした。

派手な試合運びをするより、ボクサースタイルで、じっくり攻め込んでいくタイプ。

KO率も高かったものの、慎重に試合運びする方。


しかし、世界チャンピオンになってからは4回防衛し

日本のボクシング史に名を残す名選手となりました。


テーマ:写真ブログ - ジャンル:ブログ

スポーツビジョン |

子どもの手元用メガネ

メガネ


遠視の子どもがものをはっきり見ようとすると、目の中で何が起こっているのかと言えば?
一番に考慮すべき点、それはピント合わせですね。
それも、遠視でない目に比べ、余分にしなくてはならない。

でも、多くの遠視の子どもはそれを達成できてしまう;
ピント合わせの力 > 遠視の度数 → はっきり見える!
だからですね。

よほど遠視が強くない限り;
ピント合わせの力 < 遠視の度数 → 見にくい!ボケる! 
とはならない。

では、遠視の子どもが本を読んだり、勉強したりと、手元をはっきり見ようとすると、何が起こるのでしょう?
さらに、もっとピント合わせしなくてはならない。そして、それを維持しなくてはならない。

場合によっては;
ピント合わせの力 ≦ 遠視の度数 + 手元のピント合わせ → ぎりぎりなんとか見える
ということになるケースも。

つまり、遠視の子どもが本を読みながら、ピント合わせをがんばりつづけると、目に負担(ストレス)が強いられるわけです。
とりあえず最初ははっきり見えていても、やがて非常に目が疲れてきたり、眠気が出たり、集中力の欠如へとつながりイライラを引き起こすことさえあるんです。また、視力も不安定になることに。でも日本では子どもの「近方視力」を測ることはまずないし・・。

もちろん、遠視の度合いや、姿勢、照明、時間によってもまちまちで、遠視の子どもがすべてそうなるというわけではありません。

しかし、子どもが快適に勉強や読書に集中できるよう考慮すべきであり、場合によっては、手元用(読書用)のメガネを装用させることを、オプトメトリストとして強くお奨めする次第です。


遠 視 |

近くを見ることにまだ慣れていない?

原始人

何万年もの昔、人類が地球上で生活するようになって以来、私たちの先祖は、どちらかというと遠くにあるものを観察して生活を続けてきたわけです。

だって、考えてみて下さい。身の安全のために危険な猛獣をいち早く見つける必要があったし、獲物を探すときも、遠目がきくほうが断然有利。石や槍を投げるときも、遠いものがはっきり見えるほうがやりやすいですね。

それに反して、私たちがほとんど毎日おこなう、本を読んだり、書類に目を通したり、パソコンや携帯電話でメールを打ったり・・が、手元の距離で目を使っていることにお気づきでしょうか。

確かに文字は古い歴史を持つものの、この、数十センチ手前にある小さな文字に日夜接しなくてはならない現代人の生活は、長~い人類の歴史のなかではごくごく最近のこと。


ビジョン |

歯も目もハイジーンを!

昨日は歯医者さんの日でした。

といっても虫歯があるわけではないんですよ。
数ヶ月前から始めた歯や歯茎のクリーニングのチェックの日です。

経過はとても良く、始めた頃に比べて格段の差が出てきているようです。担当の歯科衛生士の方にしっかりクリーニングしていただいてますし、私も、教わった歯の磨き方を守ってきたことが功を奏したのでしょう。
次のチェックは2ヶ月後です。

こういうのを「デンタルハイジーン」っていうんですね。
虫歯を治すだけの医療から、虫歯にならないように、歯周病にならないようにする予防医療というわけ。

実は、オプトメトリストの目のケアにも「ビジュアルハイジーン」というのがあります。

近視になったり、ピント合わせや両目のチームワークの問題を起こさないように、トレーニングを指導したり、あるいは目の使い方や休ませ方、照明についての知識、また、睡眠の取り方や食生活などまで全般についてアドバイスするんです。
また、年齢に関係なく、読書用やコンピューター用メガネを処方することもあります。こういったメガネが目の機能的な問題の予防になる。

近視はある意味で、視生活習慣が原因のケースもあり、必ずしも遺伝的なことばかりでなく、目の使い方が近視を誘発する可能性も十分考えられるのです。

歯ばかりでなく、目の予防ケアも!




ビジョン |

ピント合わせは自律神経支配

私たちは自分の意思で、内臓の動きや血液の流れを自由にコントロールすることはできませんね。汗をかけ!と念じても汗は出てくれません。

反対に、バク睡してるあいだでも、呼吸や温度調節が自動的にされています。

これらはすべて「自律神経」(じりつしんけい)の働きというわけです。
私たちの意思と関係なく働いてくれているところが、知覚、運動神経などの「随意神経」(ずいいしんけい)との大きなちがいというわけです。

自律神経の司令塔は、脳の間脳(かんのう)という部分の視床下部(ししょうかぶ)にあると言われ、呼吸、血液循環、消化吸収、排泄、生殖、内分泌、血圧など生命を維持するために必要な体内環境を整えます。

交感神経と副交感神経というふたつの相反する支配があり、「動」と「静」のふたつのバランスが保たれていることが、生きるうえで重要なことなんです;

(1)交感神経(起きている時、緊張している時の神経)

交感神経は、突然の環境変化に対応し、心拍数を上げ、大きな筋肉グループに血液を送り込み、からだを直接的な活動のために備えさせようとします。血管を収縮させ、心臓の拍動を増加させます。
例えば、運動してる時は、交感神経の働きが活発になって心臓が早く拍動し、汗が出ます。あるいは私たちが、驚きや、喜び、また心配や恐怖などでドキドキしてるときです。

(2)副交感神経(寝ている時、リラックスしている時の神経)

副交感神経は血管を拡張させ、心臓の拍動を制御します。リラックスすると副交感神経の働きが活発になり、心臓の収縮はゆっくりになります。
例えば、好きなクラシック音楽を聴きながら、長椅子に寝っころがって、うとうとしているときなんかがそうですね。

目のピント合わせは、専門的には「調節機能」と呼び、自律神経の支配下にあるんです。

(1)交感神経コントロール下では、瞳孔を広げ、毛様体は弛緩し、水晶体が扁平になり、遠くのものにピントが合うようになります。
これは、自分に向かってやってくる危険に対して行動的によりよく準備ができるようになると考えられています。無限にピントが合えば、周辺も含めての比較的大きな視野を把握することができるからです。

(2)反対に副交感神経は、よりリラックスしたバランスのとれた準備ができるよう、心拍数を遅め、瞳孔を縮小し、より近くのものにピントが合うように水晶体を膨らまし調節するというわけです。

下の脳の断面の、ほぼ中心の黄色く塗ったあたりが「視床下部」です。

hypo


ビジョン |

子どもは手元がちゃんと見えてる?

学校の視力検査ではいったい何がわかるのでしょう?

子どもの目が、いかにはっきりものを見ることができるかということを調べるわけです。それを5メートルという検査距離において測ります。

これを「遠方視力」と呼びます。
「遠方」がいつも5メートルとは限りませんが、便宜上5メートルという測定距離を使います。
子どもが教室のどこに座ろうと、黒板の文字がはっきり見えること、また、交差点を渡ったり、キャッチボールをしたりと、遠くのものをはっきり見るための視力です。

でも、彼らが目を使う上で、もっと重要な距離があるはずです。それは手元30cmからせいぜい40~50cmくらいの距離です。本を読んだり、文字を書いたりと、勉強に集中し、知識を吸収するための距離です。
子どものうちは、この手元における視力の方がむしろ重要なんです。
これを「近方視力」と呼びます。

残念ながら日本では学校の視力検査で「近方視力」はまず測定しません。何故なら、子どもは、遠方視力が良ければ、近方視力も良いにきまっていると考えられているからです。

果たして本当にそうでしょうか?

子どもはピント合わせ力(量)が豊富だから、当然手元の文字へゆったりとピント合わせができる。そう考えられています。
その上、遠くから近く、近くから遠くへと、容易にピント合わせの切り替えができる。これがあたりまえのことと考えられているんです。

しかし実際には、教科書の文字が途中でボケてきたり、黒板写しが下手だったりという、ピント合わせの柔軟性を欠く目を持った子どもたくさん居るのです。

学ぶ上で結構負担になっているのに、誰も気づいてあげていない。

さらに、こういった子どもたちには遠視の目の子も居て、その問題を増幅させるていることもあるのです。



遠 視 |

柔軟性に欠ける目 

1996年4月のことですから、ずいぶん前の話しです。

プロ野球横浜ベイスターズでピッチャーとして活躍した野村弘樹さん(写真)が、26歳の現役のとき、こんな相談を持ちかけてきたのです。

試合の前半まではいいピッチングできるのですが、後半になるにつれて目に疲労をおぼえ視力が落ち、キャッチャーのサインは見にくくなるし、集中を保てなくなるという。
眼科の先生に診てもらったのですが、目の病気ではないとのこと。

私の検査では、まず、彼には中程度の遠視がありました。でも、
当時26才の彼の眼の状態からいうと;

ピント合わせの力 > 遠視の度数 → はっきり見える! のはず。

現実に、普段は問題なく見えていたのです。

でも、もうひとつ、彼のピント合わせに「柔軟性の問題」があったのです。

オプトメトリーの検査には、ピント合わせをおこなったり(緊張)ゆるめたり(弛緩)の繰り返しを、素早くできるかチェックする項目があります。野村さんの目のピント合わせのサイクルは、残念ながらかぎりなく遅かった。

このように、若くても柔軟性に乏しい目があるのです。つまり、ピント合わせの力(量)と、その柔軟性は別物というわけ。
ここはとても大事なポイントです!

さらに、遠視であることがこの問題を増幅させていたのです。
遠視であるため、ピント合わせに余分な負荷がかかります。若い野村さんであっても、疲れやすい目になっていました。

つまり、野村さんの目のようなケースでは;

ピント合わせの力 > 遠視の度数 → はっきり見える! 

が成立しなくなるのです。

特に、ピッチャーは、精神的にもストレスを抱え込みやすいハードワーク・ポジションです。目を酷使し、手元→キャッチャーのサイン→塁上のランナー→キャッチャー→手元…などなど、見る距離の変化に応じて、始終ピントを合わせたり、ゆるめたりしなくてはなりません。
見ようとするものが、意に反して急にピント合わせしづらくなれば、気分的にもストレスをため込むことになります。

実際、こういった目のスポーツ選手は少なくなく、視力は良いので大丈夫だと思っていたら、遠視の影響で集中力に乏しかったりします。

試合中見にくくなるわけをこのように彼に説明し、まず、普段は遠視のメガネをかけ、目をリラックスさせることを薦めました。また、ピント合わせの柔軟性を回復するトレーニング法を教えました。

彼はトレーニングをいつも登板前におこなったといいます。試合以外ではメガネも掛けました。

その年は3年ぶりに二桁勝利。

写真は、2001年通算100勝目を巨人戦で達成したときのものです。

Nomura



遠 視 |

ピント合わせ力との関係 

遠視は「遠くが視える」って書きますから、遠くがはっきり見える目なんです。
たしかに基本はそうですが、そうでないときも、実はあるんです。

そもそも遠視の目は、ピント合わせ機能を駆使して、はじめて文字通り網膜にピントが合う。つまりはっきり見える。ですから、遠視の度数とピント合わせの力の'関係'により、見え方は変わります。

遠視


その'関係'は、こんな不等式になります;

(1)ピント合わせの力 > 遠視の度数 → はっきり見える!

(2)ピント合わせの力 < 遠視の度数 → 見にくい!ボケる! 

(1)ピント合わせの力が、遠視の度数よりも大きければ、視力は良いわけです。特に年齢が若いとき、ピント合わせの力は豊富ですから、よほど遠視の度数が強くないかぎり、視力が良いケースが多いのです。

(2)ピント合わせ機能は、水晶体や毛様体筋のはたらきですが、残念ながら、私たちが誕生日を迎えるたびに、その力は減少していくのです。
若いときには視力に影響がなかった遠視が、年と共に負担になってくることも考えられるわけです。
遠視の度数が、ピント合わせの力を超えていると、いくらピント合わせを頑張っても、きれいな映像は網膜へ届かない。つまりボケてしまうのです。

この関係は、見る目標物の距離などによっても微妙に変わっていきます。
その辺については、また後日書きます。



遠 視 |

ジョーズとアルパチーノ

Jaws


きのうの夜は、テレビで久しぶりに映画「ジョーズ」を見てしまいました。ただし、最後の30~40分の一番盛り上がるところだけ・・・。

最初にこの映画を見たのは1975年、アメリカ留学中。だから当時のことを思い出します。
出演はロイ・シャイダー、ロバート・ショウ、リチャード・ドレイファスなど。特にロイ・シャイダーはかっこよかったですし、リチャード・ドレイファスもすでにこのときから味がありましたね。

まだオプトメトリー校へ入る前のカレッジ在学中、知り合ったネパール人の留学生と一緒に、ロサンジェルス郊外のプエンテ・ヒルという小さな町のショッピングセンターにある映画館で見たのを記憶してます。

今でこそ日本中のあちこちに、MOVIXみたいな複数館が一緒になったシアターが見られるようになりましたが、32年前は皆無。でもカリフォルニアには当時からしっかりありました。
実は、友人と見るつもりの映画は、アル・パシーノ主演の「Dog Day Afternoon(狼たちの午後)」。多少早めにシアターに着いてしまったのでうろうろしていたところ、すぐ隣の館でこの「ジョーズ」が上映中。

友人が、立っている係員に「ジョーズはもうすぐ終わりか?」と尋ね、「Dog Day Afternoonを見に来たのだけれど、待ってるあいだ退屈だから少し見ていいか?」と交渉すると、なんと「仕方ないなあ、入りな」と親指を入り口の方に指してくれました。
この辺がアメリカ人のお気楽なところ、いや、カリフォルニアの田舎町(当時)だから発生するコミュニケーションだったのかも。

二人でジョーズの最後の‘30~40分の一番盛り上がるところ’だけ見て、大いに興奮したのを覚えています。ちなみに、ジョーズが突然‘がばっ’と海から出てきたとき、友人は驚きのあまり椅子からコケ落ちたのです(笑)。

そのあと見たDog Day Afternoonも、アル・パシーノの役柄が、お馬鹿で、むなしくて、良かったです。

アルパチーノ


アル・パシーノ扮するソニーたちは銀行へ押し入ったものの、輸送後で現金はほとんどなし。
警察に包囲され、たてこもるしかない状況に追い込まれ、挙げ句の果てには、あまりにもまぬけな強盗に、人質の行員たちが親近感さえ持ってしまう。
警察はソニーの母親やオカマの愛人まで連れてきて説得しようとするんですが・・。

ブルックリンで実際に起きた事件を元にした映画らしく、ラストクレジットで、‘ソニーは20年の刑で服役中’と出ます。

今はもう服役を終え、真面目に暮らしているのでしょうか・・?





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